十五夜に、月を眺めるという習慣を取り戻す
夜、窓を開けて、月を探す。 何をするでもなく、ただ見上げるだけの時間が、秋には似合うと思います。 季節の行事としての「十五夜」は、どこか遠いものに感じていたけれど、いつからか私は、“月を見ること”そのものが、心を整える習 … 続きを読む
夜、窓を開けて、月を探す。 何をするでもなく、ただ見上げるだけの時間が、秋には似合うと思います。 季節の行事としての「十五夜」は、どこか遠いものに感じていたけれど、いつからか私は、“月を見ること”そのものが、心を整える習 … 続きを読む
ふと、デパートの地下でお中元特設コーナーを見かけたときのこと。 整然と並ぶ熨斗付きの箱を見て、「ああ、今年もこの季節が来たんだな」と思いました。 けれどそのまま通り過ぎようとして、足が止まりました。 今年は、何か贈ってみ … 続きを読む
毎年、夏が近づくと、ふと祖母の家の縁側を思い出します。 風鈴の音。夕立の匂い。台所から聞こえる揚げ物の音。 そのすべてが、お盆の風景と重なっているような気がします。 小さな頃は、ただなんとなくしていた“迎え火”。 大人に … 続きを読む